2025年3月30日放送の『家、ついて行ってイイですか?』春の2時間半スペシャルに、 今、世界的に注目を集める若き三味線奏者・駒田早代さんが登場します。
彼女は、あの世界的ロックバンド「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(レッチリ)」からも絶賛された実力者。 津軽三味線という日本の伝統楽器でありながら、現代の音楽ファンをも魅了する演奏が話題です。
本記事では、そんな駒田早代さんのプロフィール、レッチリとの関係、そして受賞歴や活動歴について詳しく紹介していきます。
駒田早代とは?三味線を極めた若き女性アーティストのプロフィール
駒田早代さんは1999年生まれ、三重県津市出身の津軽三味線奏者です。7歳で三味線に出会い、その後は民謡や長唄といった日本の伝統音楽にも幅広く取り組んできました。
彼女の演奏の基礎を築いたのは、津軽三味線の松田隆行氏、長唄三味線の杵屋五司郎氏、長唄の杵屋勝眞規氏といった実力派の師匠たちです。
東京藝術大学では音楽学部に進学し、より高度な技術と音楽表現を磨きながら、伝統と現代の融合にも積極的に挑戦してきました。
彼女の演奏スタイルは、力強さとしなやかさを併せ持ち、リズムのキレと繊細な表現力のバランスが高く評価されています。
若手女性アーティストとして、今後の活躍がますます期待されている存在です。
レッチリも絶賛!津軽三味線でカバーした名曲とは?
世界中のリスナーから注目を集めるきっかけとなったのが、彼女がSNSに投稿した「Snow (Hey Oh)」の三味線カバー動画です。
原曲はアメリカのロックバンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの代表曲。その力強く繊細な旋律を、津軽三味線で見事に表現したこの動画は、SNSやYouTubeで瞬く間に拡散されました。
YouTubeでの再生回数はすでに1800万回を超えており、バンドのベーシストであるフリー氏もInstagramで称賛のコメントを寄せています。
海外からも「日本の伝統楽器がここまで洋楽にマッチするとは」といった驚きの声が多数寄せられており、駒田さんの存在は一躍世界に広まりました。
ショート動画やSNSの拡散力を活かした発信も、現代アーティストとしての強みのひとつといえるでしょう。
数々の受賞歴と世界での演奏活動
駒田さんはその若さにも関わらず、すでに多くの受賞歴と国際的な演奏実績を持っています。
15歳で津軽三味線日本一決定戦A級女性の部を制覇し、19歳では津軽三味線世界大会でも優勝という快挙を達成。
2023年には、自らの経験を活かした教則本『かっこよく弾きたい!津軽三味線のすすめ』を出版し、後進の育成にも意欲を見せています。
また同年11月には、ペルーで開催された日本人移住125周年記念コンサートに出演。国際的な舞台でも堂々とした演奏を披露しました。
さらに、ゲーム音楽やCM音楽への参加、国内外でのライブ活動など、ジャンルを超えた音楽表現にも取り組んでいます。
彼女の活動は「伝統芸能の枠」を超え、多方面で進化し続けているのです。
まとめ
駒田早代さんは、三味線という伝統楽器を現代に響かせ、さらに世界へと広げる挑戦を続けています。
その演奏には、和の精神とグローバルな感性が同居しており、音楽に国境がないことを体現する存在といえるでしょう。
『家、ついて行ってイイですか?』での登場を機に、彼女の魅力を知った方も多いはず。今後の演奏活動やSNSでの発信にもぜひ注目してみてください。
公式YouTubeやInstagramでは、最新の演奏や活動報告を随時チェックできます!
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